テスラ、世界にまたがる核融合プロジェクトのパートナー
核融合炉:太陽の放つエネルギーは、二つの水素原子を核融合させヘリウム原子を生成する過程で発生します。この過程を新しい発電システムとして地上で実現したとすると、従来1万トンの化石燃料を必要としたエネルギーが1kgの核融合燃料で発生でき、しかも自然環境に優しくその燃料資源が底をつく可能性は極めて低いと言われています。
核融合反応を実現する為には燃料からプラズマを発生させる必要が有りますが、その為には炉内の温度を1億度迄上げる必要が有ります。こうして得られた、少量で且つ直ちに消滅しがちなプラズマを維持する為には、洗練された磁場の封じ込めを実現するシステムが必要であり、これにより炉内表面からの異物混入と冷却を防ぐ事が可能になります。
そこで私達Teslaが登場となります。テスラは、世界中の核融合実験用の磁場封じ込めシステムの開発に向けて専門的人材を提供する事で、この国際研究の努力に加担しています。以下に具体的な例を挙げます:
左側:MAST センター・ロッ
背景及び右側:核融合プラズマとMAST-U、CCFEにより写真